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ホビットの冒険 ≪下≫

平和な暮らしを好むホビット族の小人ビルボは、大魔法使いガンダルフの推薦で、心ならずもドワーフ小人の黄金奪還の旅に同行。数々の苦難をへて、ついに強欲な竜のスマウグと対面する……。著者は英国の中世英語学、英文学の研究者。独自の空想世界に伝承文学の要素を織り込んだ、「指輪物語」へと続く類まれなファンタジーの傑作。
J.R.R. トールキン(著)J.R.R. Tolkien(原著) 瀬田 貞二(翻訳)
出版: 岩波書店 (2000年08月)
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床下の小人たち

ある家の床下に小人の家族が住んでいた。人目につかないよう用心しながら、生活必需品を借りて暮らしていたが、娘のアリエッティが人間の男の子に見られてしまう。現代に生きる小人たちの、暮らしの喜びや生存の危機を、目に見えるように描いた英国の空想物語。続編に、『野に出た小人たち』『川をくだる小人たち』『空を飛ぶ小人たち』『小人たちの新しい家』。
メアリー ノートン(著)ダイアナ・スタンレー(イラスト)Mary Norton(原著)林 容吉(翻訳)
出版: 岩波書店 (2000年09月)
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ライオンと魔女

ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの4人兄妹は、空襲を避けてロンドンから田舎の屋敷にやってくる。その一室にあった衣装だんすは、この世とは別の国ナルニアへの入り口だった。白い魔女が支配し、永遠の冬が続く国で、兄妹はライオンのアスランと共に悪と戦う。ナルニア国の興亡を描いた英国ファンタジーの傑作。シリーズ全7巻の初巻。
C.S. ルイス(著)ポーリン・ベインズ(イラスト)C.S. Lewis(原著)瀬田 貞二(翻訳)
出版: 岩波書店 (1966年05月)
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あしながおじさん

孤児ジュディーは孤児院の評議員に文才を認められ、大学に行かせてもらう。ただし、この紳士に毎月手紙を書くという条件で。ジュディーは彼を“あしながおじさん”と呼び、大学生活の驚きや喜びを書き送る。機知にとんだ主人公が、のびのびと青春を謳歌する姿を映し出し、憧れを誘う。ユーモア溢れる絵入りの手紙のみで構成された少女小説の古典。
ジーン ウェブスター(著)ジーン ウェブスター(イラスト)Jean Webster(原著)坪井 郁美(翻訳)
出版: 福音館書店 (2004年06月)
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太陽の戦士

青銅時代のブリテン。一人前の戦士になるにはオオカミをひとりで倒さなければならない。片腕の不自由な少年ドレムは、この試練に失敗、部族を追われ、羊飼いの仲間となる。孤独と屈辱の日々を送るドレムだが、ある時思いがけないことが起こり……。障害をもつ少年が氏族社会の中で自分の場を獲得していくまでを克明に描く、英国歴史小説の傑作。
ローズマリ・サトクリフ(著)チャールズ・キーピング(イラスト)猪熊 葉子(翻訳)
出版: 岩波書店 (2005年06月)
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宝島

時は18世紀。物語の語り手ジム・ホーキンスの父親が営む宿屋に、海賊あがりの老水夫がやってきた。彼の死後、残された宝の地図を頼りに、ジムは、お医者のリブジー先生らに連れられて、南海の孤島をめざし船出する。しかし船に雇い入れた一本足の海賊ジョン・シルヴァーの陰謀が……。1883年に英国で刊行された、手に汗握る海洋冒険小説の古典の完訳。
R.L.スティーヴンスン(著)Robert Louis Stevenson(原著)海保 眞夫(翻訳)
出版: 岩波書店 (2000年10月)
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ホビットの冒険 ≪上≫

平和な暮らしを好むホビット族の小人ビルボは、大魔法使いガンダルフの推薦で、心ならずもドワーフ小人の黄金奪還の旅に同行。数々の苦難をへて、ついに強欲な竜のスマウグと対面する……。著者は英国の中世英語学、英文学の研究者。独自の空想世界に伝承文学の要素を織り込んだ、「指輪物語」へと続く類まれなファンタジーの傑作。
J.R.R. トールキン(著)J.R.R. Tolkien(原著) 瀬田 貞二(翻訳)
出版: 岩波書店 (2000年08月)
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くまのパディントン

ブラウン夫妻はロンドンのパディントン駅で小さなクマを見つける。夫妻は彼をパディントンと名付けて家に連れて帰ることに。だが、パディントンは駅の喫茶店でひと騒動起こし、家のお風呂で溺れかけ……。まじめで天真爛漫なクマのしでかす行状の数々が愉快。しゃれたペンの挿絵も、愛すべき主人公の表情を豊かに描き出している。次々読みたくなるシリーズ全10冊。
マイケル ボンド(著)ペギー フォートナム(イラスト)松岡 享子(翻訳)
出版: 福音館書店 (2002年06月)
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子どもに語るアンデルセンのお話

童話の王様といわれるが、さまざまに手を入れたものも多く、きちんとした訳で親しんでいない子もいるはず。本書は、作家生誕200年を記念したお話会から生まれた。「おやゆび姫」「皇帝の新しい着物」「うぐいす」「野の白鳥」など9編をベテランの語り手たちが語りに向くよう手を入れた。耳で聞くとアンデルセンの世界がくっきりと浮かび上がるだろう。続編1冊。
ハンス・クリスチャン アンデルセン(著) 松岡 享子(編集)Hans Christian Andersen(原著)
出版: こぐま社 (2005年10月)
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大きな森の小さな家

開拓時代、米国北部の“大きな森”の丸太小屋に、若い夫婦と3人の幼い娘たちが暮していた。近くに家は一軒もなく、会うのは野生動物ばかり。父さんは森を開墾し、母さんはバターやチーズ作りなどの家事に忙しい。5歳の次女ローラ(作者)の目を通して、厳しいが素朴で暖かな暮しを細部まで描く。時の流れに沿って女性の成長を追う大河小説。同社から『大草原の小さな家』ほか続巻3冊、『長い冬』など、さらなる続巻は岩波書店から。
ローラ インガルス ワイルダー(著)ガース ウィリアムズ(イラスト)恩地 三保子(翻訳)
出版: 福音館書店 (2002年06月)
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イギリスとアイルランドの昔話

「三びきの子ブタ」「ジャックとマメの木」「巨人たいじのジャック」等、英国の昔話22編と、「元気な仕立て屋」「たまごのカラの酒つくり」等、アイルランドの昔話8編を収載。化け物が出てくる怖い話、妖精や小人が魔法をかける不思議な話、愉快な話など多彩。訳文もこなれていて、声に出して読むと耳に心地よい。幅広い年齢の子に。
石井 桃子(編集)J.D.バトン(イラスト)石井 桃子(翻訳)
出版: 福音館書店 (1981年11月)
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ひとしずくの水

蛇口からしたたる水滴、ピンを浮かべた水面、やかんの口先のゆげ、雪の結晶、窓ガラスの霜……。刻々と形を変える水の一瞬の表情を捉え、解説を加えた米国の科学写真絵本。特殊な撮影技術を駆使した美しいクローズアップ写真が、新鮮な驚きを感じさせる。
ウォルター ウィック(著) 林田 康一(翻訳)
出版: あすなろ書房 (1998年06月)
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地図で知る世界の国ぐに ≪新訂第3版≫

世界全ての国を見せる大型地図帳。主要都市、川、山、鉄道等を記した地図を中央に配し、各国の特色を伝える短い解説を添える。国旗、面積、人口、首都、言語情報に加え、歴史や産業が大まかにつかめ、便利。巻末に地名索引と、面積・人口ランキング等。
正井 泰夫(監修)
出版: 平凡社 (2020年02月)
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魔法使いのチョコレート・ケーキ

魔法の腕はよくないが、抜群においしいチョコレート・ケーキを作る魔法使いが、パーティを開いて町中の子どもを招待する。でも、だれもやってこない。仕方なく、魔法使いは、リンゴの木を相手にお茶を飲むが……という表題の話など短編8編と詩2編を収める。いずれも想像力あふれる、ふしぎな魅力をもつニュージーランドのファンタジー。
マーガレット・マーヒー(著)シャーリー・ヒューズ(イラスト)Margaret Mahy(原著)石井 桃子(翻訳)
出版: 福音館書店 (1984年06月)
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マチルダは小さな大天才

マチルダは、学齢前にディケンズを読み、難しいかけ算もこなす超天才。外見はおとなしいこの子が、娘をかさぶた位にしか思わない両親や、生徒を憎む女校長を、知恵と超能力でやっつける。風刺のきいた痛快なストーリー。挿絵も魅力的で、思わず手が伸びる。
ロアルド ダール(著)クェンティン ブレイク(イラスト)Roald Dahl(原著)Quentin Blake(原著)宮下 嶺夫(翻訳)
出版: 評論社 (2005年10月)
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なるほど忍者大図鑑

戦国時代に活躍した忍者について、「武器と道具」「術と戦い方」「生活」の3部構成で紹介する大型図鑑。投げた手裏剣には回収係がいた、僧侶に変装するために読経も練習した等、面白い事実がそこここに。恐竜通でも有名な漫画家がこまごま描いた絵から当時の暮らしが見える。
ヒサ クニヒコ(Unknown)
出版: 国土社 (2009年06月)
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昔のくらしの道具事典 《新版》

羽釜、ちゃぶ台、蚊帳等々、昔ながらの道具110余点を収載した大型図鑑。多数の写真と図を交え、用途や使い方はもちろん、年代、豆知識、改良後の現在の姿まで詳しく解説する。道具の写真から引ける目次が親切。すっきりしたレイアウトの見やすい本造りで、親子でながめたら楽しめそう。
小林 克(監修)
出版: 岩崎書店 (2004年03月)
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リズムがみえる

500年以上にわたるアフリカ系アメリカ人音楽の歴史と特色を見せる知識絵本。ジャズやゴスペル等14の音楽を絵と詩で表現し、間に簡潔な年表を配して時代背景も示す。自由奔放な描き文字、踊るような線が塗り重ねられた油絵は力強く、読者の心を揺さぶる。
トヨミ・アイガス(著)ピーター・バラカン(監修)ミシェル・ウッド(イラスト)金原瑞人(翻訳)
出版: サウザンブックス社 (2018年10月)
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たのしいムーミン一家 新版

冬眠から目覚めたムーミントロールは、山の頂上でシルクハットを見つける。それは中に入れた物を別の物に変える魔法の帽子だった。以来、ムーミン谷には次々と奇妙なことが起こり始める。風変わりな生き物が活躍するフィンランドのファンタジー。続編多数。
トーベ・ヤンソン(著)山室 静(翻訳)
出版: 講談社 (2019年06月)
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オリバー・ツイスト 上

19世紀英国。養育院の劣悪な環境で育った孤児オリバーは、奉公先を脱走しロンドンへ。流れ着いたのは、老人フェイギンが子どもらを搾取するスリ集団の巣窟だった。貧富差の著しい当時の社会を風刺しつつ、辛苦にあっても純真さを失わない少年の運命を波瀾万丈に物語る。ディケンズ出世作の完訳。
寺崎 百合子Charles Dickens(原著)チャールズ ディケンズ(著) 山本 史郎(翻訳) 斎藤 兆史(翻訳)
出版: 偕成社 (2019年12月)
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